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2017年3月16日木曜日

文化の灯をともし続けるということ 奥の元禄獅子舞

おはようございます。
今日はとても爽やかなお天気ですが、あいかわらず花粉症のような症状に悩まされています。でも、薬飲みたくないので、頑張っています。

さて、昨日は奥自治会で、「元禄獅子舞」のDVDを見せていただきました。
昭和62年3月の奥のコミセンの落成式の際、撮影されたもので、当時の上石津町長・故桑原久富氏をはじめとする、懐かしい顔がたくさんありました。

そして、初めて目にする元禄獅子舞は、お囃子も舞もすべて口伝で伝えられ、なかなかの迫力でしたよ。ぜひ、生きているうちにこの目で見たいものですが、まず、DVDだけでもたくさんの方に見て頂けるとよいのではないかと思います。

奥地区では大垣市との合併イベントで、平成19年に1幕か2幕上演されているそうですが、以後、上演が途絶えています。舞い手や囃し方の高齢化などもあり、継承が難しくなってきています。
幕ごとに上演時間も異なり、長いものですべて上演されると2時間ぐらいの長丁場になり、体力も必要です。

せっかく先人が残してくれた宝物の灯を消さないで、ともし続けるための良い工夫はないでしょうか?

元禄獅子舞について
関ケ原合戦以前から奥地区に伝わる獅子舞。
津島神社の境内で、鹿が描かれた幕(鹿幕)の前で行われたという。
鈴の舞・三番叟・三本幣・太刀の舞・扇の舞・猿の舞・相(あい)の舞・牡丹の舞・弦の舞・洞入(ほらいり)・三獣の舞からなり、12番目の歌の舞だけは、戦争で舞手を失い、復活できていない。歌の舞はみんなで並んで歌を歌うというものらしい。
中部未来博覧会でも上演された。
大垣市の重要無形民俗文化財。





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