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2013年12月17日火曜日

タビスル文庫 本と一緒に人がタビスル 心もタビスル

仕事がひとくぎりして、ちょっとほっとしています。
ようやく先が見えてきました。
寺の方は明日から報恩講の準備に突入。
今、本堂ではお華方さんたちがお華をつくってくださってます。
あさっては女人講。

さて、数か月前、うちの本堂に私設のミニボランティア図書館を設置しました。
名づけて「タビスル文庫」といいます。
これは福井県のまちづくり団体が始められた活動で、自分が慣れ親しんだ本を媒介に、人の交流、ものの交流をはかろうというもの。

あなたのうちにも、昔よく読んだけど、今はもう読まないわっていう本がたくさんあるんじゃありませんか?でも、本って捨てられませんよね。私、本どころか雑誌もなかなか捨てられません(笑)
だいぶ人にあげたりしましたが、まだけっこう残っています。
それで、旧春日村にあるでん六茶園さんから「タビスル文庫」のことを聞き、問い合わせてみたところ、寺でもOKをいただきました。
文庫宿になっているのは、普通はお店屋さんが多いのです。つまりは人の集まる所ということなんですね。
でも、寺も人の集まる場所になったらいいなという願いを込めて、始めることにしました。


ポスターも素敵なんですよ。^^

タビスル文庫の文庫宿さんはこちら
グーグルマップで場所を確認してみてくださいね。

福井発祥なので圧倒的に福井が多いのはあたりまえなんですが、岐阜県内は現在、西濃に3軒です。

傳六茶園
岐阜県揖斐郡揖斐川町春日六合下ケ流991-1

モン・べべ(カフェ)
岐阜県大垣市本今4-18

樹木(きき)
上石津町上鍛冶屋321番地
※報恩講が21~23日に行われるため、準備期間も含めて23日までのご来訪はご遠慮ください。

私も仕事でなかなか家にいられない日が多いのですが、年末31日の大晦日の夜は本堂は大開放ですよ♪

昨日は名古屋に行ったので、愛知県に唯一の文庫宿「水野商会」さんに行ってきました。
水野さんは弥富駅のそばにある本屋さん兼文具屋さんです。
愛知県弥富市鯏浦町南前新田44

なんと!実は水野さん、今から10年以上前になりますが、当時進研ゼミの赤ペン先生をやってた私は弥富経由で名古屋に行っており、その時に立ち寄った本屋さんでした。なんかもう、これは運命を感じました。

店主の水野さんはとても素敵な女性。
最近は弥富の歴史や文化に興味がでてきて、観光ボランティアガイドの勉強にもいっておられるそうで、まちおこしという点ではとても共感をおぼえます。
また弥富には戦国時代の終わりに大垣城主であった伊藤盛正との関連する史跡があるようで、とても興味深いです。

タビスル文庫のおかげでとても良いご縁をいただきました。
弥富の金魚のことももっと知りたいです。おみやげに弥富名物の金魚最中をいただいちゃいました。

今回私がお借りしてきたのは、斉藤洋さんの「白狐魔記 戦国の雲」。棚にはこのほか上橋菜穂子さんの本や、読みたかった児童文学がいっぱいでした。




さて、今度はこれをどこに旅させようかな?
その前にちゃんと読まなくちゃ・・

本と一緒に日本全国、旅ができたら楽しいだろうな♪

さあ、あなたも初めてみませんか?
文庫宿

旅させたくない本は、イスワル文庫として手元に置いておきましょう。








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