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2013年12月12日木曜日

山里の聞き書きレクチャー 名もなき人の人生を形にすること

こんばんは。
とても寒いですね。
今日は帰りに伊吹山の方を見たら、白くけぶっていました。
雪が降っているのだろうと思って見ていました。
寒波襲来。
里に雪が舞う日も近いかもしれませんね。

さて、先日、地域事務所の2Fで「山里の聞き書き講座」のレクチャーが行われました。
先生は、中津川に本拠地のあるNPO法人「山里文化研究所」代表の清藤奈津子さんです。

先生がこれまで聞き書きを行われた映像を見ながら、聞き書きとは何かということ、聞き書きの持つ意味などをお話していただきました。

一口に聞き書きと言ってもいろいろな方法があるそうですが、清藤先生が通常行われているのは、地元の人の話をよその人が聞いて書き起こすというもの。
今回の多良公民館講座の聞き書きは、地元の人の話を地元の人が聞くというものですので、ちょっと違いますが、話し手さんの人生に思いを馳せ、話し手さんの人生を形にのこしていくという点では共通していると思います。

今年は地元の受講生の方に書いていただくところまではできませんでしたが、来年からぜひ、少しずつ形にして残していければなと感じました。


 
今日のレクチャーで心に残った言葉
 
地域の人が地域の魅力を発見するため、よそものの力を借りる
 
山里の聞き書き活動=地域の宝さがし
 
名もなき山里人と
名もなき都会人が
今日もまた出逢う
 
風景を作った人に会いに行く旅(宮本常一)
 
山里の聞き書きとは
書き手にとっては学びの旅
お返しは本
名もなき人・地域に光を当てる
話し手にとって、自分・地域を見直す
 
 

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