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2013年10月24日木曜日

関わってみると楽しいまちづくり 「多良を愛する会」10月定例会

おはようございます。
なんとなく眠れない夜を過ごしたまま、朝を迎えました。

夕べは久しぶりの「多良を愛する会」の定例会。出席者は10名でした。新しい方にも何人か来ていただき、いろいろと課題も浮き彫りにされたとても意義のある会議だったと思います。

現在、上石津は牧田・一之瀬・多良・時四地区それぞれにまちづくり活動が行われており、残念ながら多良の取り組みが一番遅れております。私自身、この二年間、なんとか地域の方々に関心を持っていただこうとそれなりにいろいろやってきたつもりですが、なかなか難しいと感じています。

かつての私がそうであったように、お勤めされている方は日々時間に追われ、なかなか町内のことに関心を持つ余裕がないのもよくわかりますし、高齢の方は心静かに暮らしたいという気持ちもよくわかります。

ただ、旧態依然とした今のままでは衰退していくばかりというのも事実です。

さきほど、ヤフーニュースで以前中越地震で被害を受けた山越村では過疎化が進み、深刻な状況になっていると書かれていました。インフラ整備はすでに終えているのに、9年間で1000人もの人口が減少するというのは大変なことです。村の存続が危ぶまれます。

多良だけでなく、上石津全体としても、昔に比べればはるかに道路事情も良くなり、インフラの整備もなされてきました。それなのに、過疎化が止まらないというのはもっとほかに原因があるのだと思います。けっきょくのところ、それは人間関係に起因するところが大きいのではないでしょうか?

かつては地域の濃いつながりをうっとおしく感じたこともありましたが、今ではそれがとても重要なのだと思うようになりました。たとえば、人の名前を呼ぶときに、年齢にかかわらず、苗字ではなく下の名前で呼ぶことって、都会では考えられないことです。

集落の大小にかかわらず、昔ながらの地域のつながりが残っている所は比較的、人口の流出が少ないように感じます。それはちょっと暑苦しく感じることもあるけれど、良い意味で互いのことに関心をもって暮らし、相互扶助の精神が生きているからではないでしょうか?
それをもう少し、多良全体に広げてみませんか?

今回の会議で、今後「多良を愛する会」として、文字通り、多良のいろいろな行事についての企画・コーディネートをすることで、多良の連合自治会や既存の社会教育推進員や体育推進員さんたちと力を合わせてまちづくりに乗り出していこうということになりました。
昨日、ご出席いただいた方からは全員、「多良を愛する会」への名簿登載についてOKいただきました。

会議の時はいつも写真撮るの忘れてしまうのですが、次回は忘れずに撮りたいと思います。

はたから見てるととてもめんどくさそうに見えるかもしれませんが、実はやってみると案外楽しいまちづくり。これまで話したことのなかった人ともしゃべる機会ができるし、それぞれ意見は違っても、志が同じなかまがいるってことはやっぱり心強いことです。

それからこのブログを見ていて下さる多良関係の方に御願いです。
おかげさまで最近は非常にアクセスが増え、日に200人を超える日もあります。
ですので、できるだけ、こんなブログがあるよということを御友達や知り合いの方々に教えてあげていただきたいのです。
というのは、別にアクセスランキングとかを意識しているからということではなく、月に一度の公民館便りよりも、こちらのほうが更新もまめだし、情報の伝達がスピーディにしやすいからです。

以前のように防災無線があればいいですが、それもない今、情報を瞬時に伝えるにはブログまたはHPが一番でしょう。

特に困るのが行事の中止などの伝達。今は体育推進員、社会教育推進員の方々にメルアドを地域事務所のほうで登録してもらって、そこから各自治会に伝えていただいているという状況で、時間も手間もかかります。

おそらく近いうちに、上石津のポータルサイトが作られ、そこから町内のいろいろなブログやHPにリンクして、より自分の興味ある話題にアクセスしやすくなることと思います。

もちろん、パソコンのないかたもありますので、必ずしもこの方法は万能ではありませんが、少なくともパソコンの使用頻度が高い方には情報伝達の方法として極めて有効だと思います。今はスマホの時代ですから、ブックマークしておけばいつでも好きな時に見ることができます。

IT化の時代だからこそ、使える機能は上手に使ってまちづくりに生かしていきたいものですね。



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