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2013年7月30日火曜日

多良ふれあい天文台からのおたより ペルセウス座流星群を見よう


多良星空クラブのYさんから、毎月一回、お星さまのたよりが届きます。
今日は、今月のおたよりをご紹介しますね。
以下、Yさんからのおたよりです。
 
さて、今年はとりたてて天文ショーの無い年なのですが8月には毎年恒例のペルセウス座流星群があります。今年は出現のピーク(8月13日午前3時ころですが、日付が変わる前からでもそこそこは見られるのではないでしょうか)である夜半には月の無い状態
で見られるため、ここ数年ではいちばん条件の良い星空になります。私も、晴れたら是非見てみようと思います。

ペルセウス座の場所がわからない人も安心してください。
ペルセウス座の隣にはあの有名なカシオペア座があるのです。Wの文字の星座ですね(^.^) このカシオペア座のすぐ北東がペルセウス座で、このあたりを中心に広い範囲で流れ星が流れます。ただ、必ずしも中心から流れ始めるのではなく、少し離れたところから見える流れ星のほうが多いと思います。
ですので、流れ星を見るときはカシオペア座のあたりの一点を集中してみるよりも、その周辺の広い範囲をボーッと眺めるような見方の方が見つけやすいと思います。

 
もし当日が曇りや雨の時は前後の日もあきらめずに見てみるとよいかもしれませんね。
虫が多い季節ですので防虫スプレーをお忘れなく!

 
8月の星空です

4日 明け方に東の空で細い月と木星が近付いて見えます。

7日 新月(月が太陽の方角にあり見えない)

13日 午前3時ころペルセウス座流星群が極大(実際には12日夜からの観察になるでしょう)

13日 宵の頃に南西の空で月と土星が接近して見えます。 

14日 上弦の月(夕方南の空に見える半月)

17日 星空観察会(今月から再び天文台で行います)月、土星がメインです。

21日 満月

28日 下弦の月(明け方南の空に見える半月)

 

惑星の様子

金星 夕方から宵の頃西の空で明るく輝いています。

木星 明け方、東の空に見えます。後半の方が見やすくなります。

土星 そろそろ見納めです。宵の頃南西の空に見えています。
 
夏休み、お子さんと一緒に夜空を眺めるのもよろしいのでは?

 

 

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